2025/10/06 22:37

今週のおすすめ商品は、ピビン麵セットです。

材料の主原料が地元の梨であるピビン麵のタレは、この時期だからこそ!の商品です。


毎年お世話になっている梨農家さんから声がかかると、
たくさんの梨を取りに伺うところから、この商品の製作が始まります。

芳泉茶寮では、季節の食材を使って「こんなおいしいものが楽しんでいただけますよ」
という思いをこめて、夫婦ふたりで手仕事で商品を作っています。

里山の田舎の小さな町から、みなさまにおいしいものをお届できるのを喜びとして、日々働いています。

秋から冬は、地元のおいしい食材が次々と現れる、芳泉茶寮にとっては忙しくも楽しい繁忙期です。
ぜひお召し上がりいただき、里山の豊かな自然を感じていただけたらと思います。

ピビン麺のタレ、ですが、私はピビン麺が大好き!なんですが、
外食でピビン麵を食べると頭が痛くなったり、異常に喉が渇いてとても辛くなってしまっていました。

そんな思いをせず、美味しいピビン麵をお腹いっぱい食べたい(^^♪と思って、
ぜひピビン麵のタレを作りたい、と思っていた7-8年ほど前、韓国料理の姜(かん)先生と出会います。

ピビン麵のタレが作りたい一心で伺ったわけですが、
先生の作る料理はどれも外れなく美味しく、すぐに親しくなりました。

先生はとても研究熱心な方で、本格的な味を日本の食材でバランスよく作るには
どうすればよいか?材料の選定だけでなく素材を活かしてよりおいしく作るための
プロセスをこだわりを持って伝えてくださる方でした。

教えていただいたピビン麵のタレ、おいしくて、おいしくて、
私はレッスンの後4日間ずーっとピビン麵を食べ続けました。
頭も痛くならないし、むしろ元気がでるその味に、とても感動をおぼえました。

その後、おいしい地元の梨をたっぷり使って、
そして地元の養蜂家さんからわけていただく非加熱のはちみつを使って
ピビン麵のタレが作りたい、と、試作をし、
できあがったのが今販売している芳泉茶寮の「ピビン麵のタレ」です。

今年は贅沢に、はちぐみさんの非加熱はちみつもふんだんに使っています。

芳泉茶寮でこのタレを販売するにあたっては試作品を姜先生にお送りし、
OKをいただきました。送る時には本当にドキドキし、美味しいと言って
もらった時には心からほっとしました。

梨の甘さやはちみつの個性が毎年違いますので、
レシピ通り作っても同じ味にはなりません。
そのバランスをいつも微調整して、今年もおいしいタレができあがりました。


梨がいっぱい入っているからか、ピビン麵を食べると身体にすーっと
水分が入っていく気がします。確かに唐辛子の辛みはありますが、
梨やはちみつの甘さや、米酢や白バルサミコのふんわりした甘みと酸味で、
身体がすーっと落ち着くきがします。

私が気に入っている、ととり麺という、どんぐりの粉を使った冷麺と
一緒に販売しています。もちろん普通の冷麺でも食べることができますが、
この茶色いどんぐり粉を使った冷麺がとても好相性なので、
もしよかったらぜひ試してみてください。

ピビン麵のタレが余ったときには、ワカメや茎ワカメ、
あるいは生ひじきに和えてたべると美味しい海藻サラダになります。

ぜひお召し上がりいただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。